店舗への来客を、光や振動で知らせる

小規模な店舗や相談室、サロンなどでは、スタッフがバックヤードで作業していたり、別の場所で接客していたりすることがあります。入口から離れていると、ドアが開く音や来店者の声に気づかず、お待たせしてしまうことがあります。

また、相談室やサロンなど大きな通知音を出したくない場所や、機械音・作業音などの騒音が多く、音による通知に気づきにくい環境もあります。

磁気スイッチやマットスイッチをマルチセンサ発信器と組み合わせると、来店者を検知した合図をベルマンビジット無線で送信できます。フラッシュ受信器の強い光で知らせるため、大きな通知音を追加せず、周囲の騒音にも左右されにくい方法で来客を確認できます。スタッフが店舗内を移動する場合は、ページャー受信器の振動で通知を受ける方法も選べます。

店舗の入口に来店者が立ち、バックヤードのスタッフが光の通知に気づく利用イメージ

利用イメージ(イラスト)

想定する利用場所

  • 小規模店舗
  • 相談室
  • サロン
  • 受付と作業場所が離れている施設
  • その他、入口の来客に気づきにくい場所

こんなことで困っていませんか

  • バックヤードで作業していると、来店者に気づかない
  • 接客中や施術中は、入口の様子を確認しにくい
  • 会話や施術の妨げになるため、大きな通知音を出したくない
  • 機械音や作業音が大きく、ドアベルやチャイムに気づきにくい
  • スタッフだけが光や振動で来客を確認できるようにしたい
  • 入口からスタッフのいる場所まで距離がある

来客の検知から通知までの流れ

  1. 来店者が入口に入ります来店者がドアを開けるか、入口付近のマットスイッチの上に立ちます。
  2. スイッチが来客を検知します磁気スイッチはドアが開いてスイッチが離れたことを、マットスイッチは3kg以上の荷重がかかったことを検知します。
  3. マルチセンサ発信器が信号を送信します接続したマルチセンサ発信器が、ベルマンビジット無線で受信器へ信号を送信します。
  4. フラッシュ受信器が光で知らせますバックヤードなどに設置したフラッシュ受信器が、強い光で来客を知らせます。
  5. スタッフが入口を確認します通知に気づいたスタッフが入口へ移動し、来店者に対応します。

磁気スイッチとマットスイッチは、設置場所や検知したい場面に応じて選びます。スタッフが店舗内を移動する場合は、ページャー受信器で振動通知を受ける方法も選べます。

組み合わせる機器

代表的な構成は、マットスイッチまたは磁気スイッチ、マルチセンサ発信器、フラッシュ受信器の組み合わせです。

ここで紹介する5つの機器を、すべてそろえる必要はありません。検知する機器と通知を受ける機器は、入口の形状やスタッフの働き方に応じて選びます。

検知する機器

入口の形状や検知したい場面に応じて、どちらかを選びます。

  • 白い細長い2つのパーツが並んだ磁気スイッチ。片方からケーブルが伸び、先端に差し込み用のプラグが付いている。

    センサ

    どちらかを選択

    磁気スイッチ

    型式:BE9023

    ドアに設置し、ドアが開いて磁気スイッチが離れたことを検知します。マルチセンサ発信器へ接続して使用します。

    • ドアが開いたことは検知できますが、入店と退店は区別できません。
    • ドアの形状や開き方によっては取り付けられない場合があります。
    • 消耗品のため、メーカー保証の対象外です。
    • 使用方法や環境によって劣化の速度が異なる場合があります。
  • 黒いシート状のマットスイッチ。白いケーブルが束ねられ、先端に差し込み用のプラグが付いている。

    センサ

    どちらかを選択

    マットスイッチ

    型式:BE9026

    入口付近に敷き、マットに3kg以上の荷重がかかったことを検知します。マルチセンサ発信器へ接続して使用します。

    • 風雨にさらされる場所では使用できません。
    • 来店者以外の人や荷物が乗った場合にも反応します。
    • 設置場所や配線が、通行や車椅子、歩行器の妨げにならないようにしてください。
    • 消耗品のため、メーカー保証の対象外です。
    • 使用方法や環境によって劣化の速度が異なる場合があります。

信号を送る機器

選んだスイッチを接続し、受信器へ信号を送信します。

  • 白い長方形の壁掛け型マルチセンサ発信器。上部に緑色のランプが2つあり、下部からケーブルが伸びている。

    発信器

    スイッチと組み合わせて使用

    マルチセンサ発信器

    型式:BE1431-315

    磁気スイッチやマットスイッチからの入力を受け、ベルマンビジット無線で受信器へ信号を送信します。

    • 単体では通知できないため、対応する受信器と組み合わせて使用します。
    • 屋内専用です。
    • 通信可能な距離は、建物の構造や設置場所、使用する機器の組み合わせによって変わります。実際に使用する場所で事前に動作を確認してください。

通知を受ける機器

代表的な受信器はフラッシュ受信器です。スタッフが店舗内を移動しながら通知を受ける場合は、ページャー受信器を選ぶこともできます。両方を組み合わせて使用することもでき、その場合は信号を受信したそれぞれの受信器が反応します。

この組み合わせのポイント

  • 来店者にボタンを押してもらわなくても、ドアが開いたことやマットへの荷重をきっかけに通知できます。
  • 大きな通知音を追加せず、フラッシュ受信器の光で来客を確認できます。
  • 騒音が多く、ドアベルやチャイムが聞き取りにくい環境でも、音に頼らず通知を受けられます。
  • フラッシュ受信器なら、決まった場所にいる複数のスタッフで通知を共有できます。
  • 店舗内を移動するスタッフは、ページャー受信器の振動で通知を受ける方法も選べます。
  • 店舗の入口やスタッフの働き方に応じて、検知方法と受信器を組み合わせられます。
  • センサーが反応しても、必ずしも来店者によるものとは限りません。通知を受けたら、スタッフが入口を確認します。

来客を検知する2つの方法

入口の形状や、どの場面で通知を受けたいかに応じて、検知方法を選びます。

ドアが開いたことを検知する

使用する機器磁気スイッチ(BE9023)

磁気スイッチを使用します。来店者がドアを開けるだけで検知できるため、操作方法を案内する必要がありません。

ただし、ドアが開いたことを検知する仕組みのため、入店と退店を区別することはできません。ドアの形状や開き方によっては取り付けられない場合もあります。

入口付近に人が立ったことを検知する

使用する機器マットスイッチ(BE9026)

マットスイッチを使用します。マットに3kg以上の荷重がかかることで検知します。自動ドアや、磁気スイッチを取り付けにくい入口でも検討できます。

ただし、来店者以外の人や荷物がマットに乗った場合にも反応します。設置位置によっては、スタッフの通行でも通知されることがあります。

通知を受ける2つの方法

通知の受け方は、どちらが優れているかではなく、スタッフの働き方によって向き・不向きがあります。場面の違いとして紹介します。スタッフの働き方に応じて選べるほか、両方を組み合わせて使用することもできます。両方を設置した場合は、信号を受信したそれぞれの受信器が反応します。

利用前に確認すること

確認利用前のチェックリスト

  • 磁気スイッチを取り付けられるドアか確認してください。
  • 磁気スイッチはドアが開いたことを検知しますが、入店と退店は区別できません。
  • マットスイッチは風雨にさらされる場所では使用できません。
  • マットスイッチは、つまずきや滑り、車椅子や歩行器の通行を妨げない場所に設置してください。
  • マットスイッチや接続ケーブルが、来店者やスタッフの通行の支障にならないようにしてください。
  • スタッフや荷物など、来店者以外でもセンサーが反応する可能性を考慮してください。
  • 発信器から受信器まで電波が届くことを、実際に使用する場所で事前に確認してください。
  • フラッシュ受信器は強い点滅光を使用します。光に敏感な方がいる環境では、設置場所や使用方法を事前に確認してください。
  • ページャー受信器を使用する場合は、振動に気づきやすい位置に装着してください。
  • センサーだけに任せず、入口の確認や通常の接客対応と組み合わせて運用してください。

本ページについて

確認想定利用例です

このページで紹介している内容は、実際の導入事例ではなく、ベルマンビジットの製品を組み合わせた想定利用例です。店舗の入口の形状やスタッフの働き方によって、適した組み合わせは異なります。設置・運用にあたっては、実際に使用する場所で事前に動作をご確認のうえ、デフデバイスへご相談ください。

設置・運用のご相談

掲載内容は想定利用例です。実際の設置場所や運用方法については、デフデバイスへお気軽にご相談ください。

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